こんにちは!わたるです。
我が家では太陽光発電&蓄電池システムを導入しており、毎月の電気代や売電収入を公開していきます。
今回は、2025年5月の電気代と電力使用状況について詳しくご紹介します。
この記事で伝えたいこと
- 2025年5月の電気代も0円でした!!!【2ヶ月連続電気代0円生活】
- 売電収入は14,654円でした。
- 高気密高断熱住宅 × 太陽光発電&蓄電池 × タダ電の組み合わせは、まさに”驚異のシナジー”!?
2025年4月


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【2025年4月】我が家の電気代を公開!電気代は衝撃の0円!! 太陽光発電の売電収入は? 電力会社は? 電力使用量、発電・消費・売電・買電の内訳を詳細レポート。
もくじ
ご注意いただきたいこと
- 筆者はド文系で、算数や数学は得意ではありません。
- そのため、分析の観点がユニークであったり、分析結果が必ずしも正しくない場合があるかもしれません。
- お気づきの点や、より良い分析方法などございましたら、ぜひコメントでご指摘いただけると大変嬉しいです。
我が家の基本情報(前提)
- 住宅:オール電化住宅、延床面積31坪
- 断熱・気密性能:C値・UA値ともに0.3
- 電力会社・プラン:タダ電
- 太陽光発電システム:約10kW搭載
- 蓄電池システム:約7kWh搭載
- 売電単価:17円/kWh
- 空調:基本エアコン1台で全館冷房
2025年5月の電気代と電力使用状況サマリー
指標
指標 | 2025年4月 | 先月比 | 前年同月比 |
---|---|---|---|
電気代 | 0円 | 0円 | -4,555円 |
売電収入 | 14,654円 | -3.927円 | -3,638円 |
売電量 | 873kWh | -175kWh | -175kWh |
買電量 | 58kWh | -2kWh | 19kWh |
発電量 | 1,304kWh | -108kWh | –173kWh |
消費量 | 449Wh | 72kWh | 24kWh |
分析と考察
- 月間の総発電量 (1304 kWh) が総消費量 (449 kWh) を大きく上回っており、余剰電力の多く (873 kWh) を売電に回せていることが確認できます。
- 「タダ電」の無料枠を活用しつつ、買電量をコントロールしています。今月は無料枠の上限近くまで利用しましたが、計画通りです。
タダ電は毎月5,000円(約70kWh)までタダ(無料)なのであえて買電していました。
- 5月の発電量は、先月比で108kWh減 、前年同月比でも173kWh減 となっています。
必ずしも好条件ではなかったものの、電気代0円を達成できたのは嬉しい結果です。
2025年5月の電力収支詳細1:日ごとの発電・消費データから見えること
指標
指標 | 発電量(kWh) | 消費量(kWh) | 売電量(kWh) | 買電量(kWh) |
---|---|---|---|---|
合計 | 1304.22 | 449.97 | 873.44 | 57.64 |
日平均 | 42.07 | 14.52 | 28.18 | 1.86 |
日最大 | 70.68 | 19.21 | 57.55 | 10.51 |
日最小 | 8.66 | 10.69 | 0.06 | 0.03 |
分析と考察
- 天候に左右されるものの、発電量が最も少なかった日 (8.66 kWh) でも、1日の平均消費量 (14.52 kWh) の約60%を発電で賄えています。
個人的にここが一番すごいと感じました。
- 発電量が最も多かった日(70.68kWh)は、その日1日で1か月分の買電量を発電しています。
太陽光の恵みを実感します。
- 1日の平均消費量が約14.5kWhなので、もし蓄電池をもう1台増設(追い蓄電池)すれば、買電がほぼ発生しない状況も夢ではないかもしれません。
2025年5月の電力収支詳細2:時間帯別で見る「発電力」 – 太陽の恵みを最大限に!
5月の時間帯別平均発電量
- 夜明けと共に発電開始:5時台には平均0.44 kWhの発電が始まります。
- ピークは日中:10時~13時台が発電のピークタイムで、特に11時台には平均5.33 kWhと最も多く発電しています。
- 日没と共に終了:19時以降は発電量がほぼ0になります。
前月までとの比較
- 2月や4月と比較すると、5月は1時間あたりの最大発電量では若干劣るものの(4月11時台: 6.35 kWh )、発電している時間帯の長さ(特に早朝と夕方)では5月が有利です。
2025年5月の電力収支詳細3:時間帯別で見る「消費電力」 – 我が家の省エネ&快適ライフ
5月の時間帯別平均消費量
- 深夜~早朝の安定した低消費:0時~6時台の消費電力は、24時間エアコン稼働中にも関わらず、平均0.22 kWh~0.24 kWhと低く安定しています。 これはエアコン自体の燃費の良さに加え、高気密高断熱住宅の性能が寄与していると考えられます。
- 午前中の活動ピーク:洗濯やエコキュートの沸き上げ(後述)を行うため、10時台には平均1.27 kWhと最初の消費ピークを迎えます。
- 日中~夕方の消費:11時台 (平均1.12 kWh) 、12時台 (平均0.88 kWh) とやや落ち着きつつも、夕食準備や家族の活動時間帯である17時台 (平均0.77 kWh) 、18時台 (平均0.67 kWh) 、19時台 (平均0.56 kWh) 、20時台 (平均0.61 kWh) も一定の消費があります。
我が家の電力利用の工夫(5月の取り組み)
- 深夜電力の低さの秘密?:「24時間エアコン稼働中」ですが、5月の深夜の消費電力は、冬場(1月: 平均約0.48kWh, 2月: 平均約0.46kWh )と比較して大幅に低いことがデータから読み取れます。これは、外気温の上昇に伴いエアコンの負荷が軽減されたことと、高気密高断熱住宅の恩恵で、少ないエネルギーで快適な室温を維持できている証拠と言えるかもしれません。
- エコキュート沸き上げ時間の最適化:先月までは主に電気料金の安い深夜や、日中でも発電量が安定する13時以降にエコキュートの沸き上げを行っていました。しかし今月からは、午前中の発電量が多い時間帯(例:10時~12時)に積極的に沸き上げを行うように意識しました。
我が家のエアコン設定(2025年5月)
- 稼働状況:4月から24時間連続稼働
- 設置場所と機種:2階階段上に設置した日立製「しろくまくん」1台で全館冷房
- 基本設定:冷房 24.5℃、風量「弱」
- 湿度対策時:再熱除湿 22.5℃、湿度45%設定
電力プラン「タダ電」について

タダ電の概要
メリット
- 毎月5,000円(約70kWh)までタダ(無料)
- 解約料・違約金なし
- アプリから簡単に申込可能
- 約5営業日には開通
デメリット・注意点
- 5000円を超えたら1kwhあたりの単価が70円&基本料金280円が発生する
- 再契約不可のため、夏にタダ電・冬に別電力ができない
- 申し込みはアプリからのみ
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 将来的にプラン変更が発生する可能性がある
我が家との相性
我が家では床暖を付けるか付けないかで消費電力が変わります。
床暖なしの4月〜11月は大幅に安くなりそうです。
床暖ありの12月〜3月はそんなに変わらないだろうと推測しています。
- これまでの年間平均買電量は約130kwh、平均電気代は約7,000円
- (床暖なし)4月〜11月の平均買電量は約70kwh、平均電気代は約5,500円
- (床暖あり)12月〜3月の平均買電量は約140kwh、平均電気代は約7,700円
注意点
ダダ電は2023年5月末に提供が始まったばかりの、比較的日の浅い新電力です。
短いスパンでプラン変更(改悪)があった過去があり、今後も注視する必要があります。
お得な情報
タダ電契約後、マイページより紹介コード「tadaden-2CqN14VG」を登録してください。
ひと月当たりの無料金額が100円分プラスされます。
1年間適用されます。
まとめ:2025年5月も電気代0円&売電収入!家計と環境に優しい暮らし
- 今月も無事に電気代0円を達成し、さらに14,654円の売電収入を得ることができました! 高気密高断熱住宅、太陽光発電、蓄電池、そして「タダ電」という電力プランの組み合わせは、我が家の家計にとって本当に力強い味方です。
- 太陽光発電システムの導入には初期費用がかかりますが、毎月の光熱費をここまで劇的に削減できるのは大きな魅力です。将来的なエネルギー価格の変動リスクに対する備えとしても有効だと感じています。
- この記事が、太陽光発電や蓄電池の導入を検討されている方、高気密高断熱住宅に興味をお持ちの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。ご質問やご意見、皆さんのご家庭での工夫など、ぜひコメントで教えてください!
- 今月(6月)はいよいよ夏至! さらなる発電量アップに期待しつつ、引き続き快適でお得な暮らしを追求していきます!
今後の投稿予定
- 年間を通じた電力使用状況と収支の分析
- 一条工務店の太陽光発電システムと蓄電池:設置費用と気になる費用回収の見込みについて
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