プロローグ ~ZEH補助金、”もらえない”可能性を考えたことはありますか?~
こんにちは!わたるです。
最近、「ZEH」や「GX志向型住宅」というワードをよく耳にしませんか?
「一条工務店で建てるなら、ZEH補助金は活用しないと損?」
「最大160万円って本当にもらえるの?」
「2027年から始まる『GX ZEH』って何?」
家づくりを始めると必ず耳にする「ZEH」と、それに伴う高額な補助金。
一条工務店はZEH基準が標準仕様のようなものなので、多くの方が「この補助金、もらえるんじゃないか?」と期待しますよね。
しかし、この制度、実はかなり複雑で、知っておくべき”罠”がたくさんあります。
この記事では、一条工務店オーナーの私が
- そもそもZEHとは何か?
- 2027年からの新基準「GX ZEH」の重要ポイント
- 補助金の仕組みと、一条工務店ならではの落とし穴
- 補助金獲得を目指すための超具体的なスケジュール
を、我が家のリアルな体験談を交えながら、どこよりも詳しく解説します。
結論
- ZEHは「断熱・省エネ・創エネ」が基本。2027年からは蓄電池必須の「GX ZEH」が新基準に。
- 補助金は最大160万円と高額だが、予算が瞬時に蒸発するため獲得は超難関。
- 一条工務店の長い工期が、補助金のタイトなスケジュールと相性が悪い場合がある。
- 基本戦略は「もらえたらラッキー」と考え、家づくり本体に集中すること。
- 本気で狙うなら、公募開始の1年半前から計画的に動く必要がある。
- 補助金は「一過性のボーナス」、GX住宅の真の価値は「住み始めてからずっと続く経済的メリット」にある。
第1章:そもそもZEHって何?国の大きな目標から理解しよう
- 一言でいうと「使う電気<創る電気」を目指す、超省エネな家のこと。
- 高い断熱性能で使うエネルギーを減らし(省エネ)、太陽光発電でエネルギーを創る(創エネ)ことで、光熱費を実質ゼロにする住宅です。
2025年現在の「ZEH」の種類
ZEH+
(最も厳しい基準)
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :30%以上
創エネ削減率 :100%以上
以下から1つ:
・蓄電池(5kWh以上)
・高効率給湯器
・EV充電設備/充放電設備
・太陽熱利用給湯システム
・HEMS
Nearly ZEH+
(寒冷地など向け)
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :30%以上
創エネ削減率 :75%以上
以下から1つ
・蓄電池(5kWh以上)
・高効率給湯器
・EV充電設備/充放電設備
・太陽熱利用給湯システム
・HEMS
ZEH
(標準モデル)
断熱等性能等級:等級5
省エネ削減率 :20%以上
創エネ削減率 :100%以上
再生可能エネルギーの導入:太陽光発電設備等
Nearly ZEH
(寒冷地など向け)
断熱等性能等級:等級5
省エネ削減率 :20%以上
創エネ削減率 :75%以上
再生可能エネルギーの導入:太陽光発電設備等
ZEH Oriented
(都市部狭小地向け)
創エネ
必須ではない
【もっと詳しく】ZEHを構成する「3つの柱」と種別の解説
詳しく解説
なぜ国はZEHを推進するの?
背景には、「2050年カーボンニュートラル実現」という国の大きな目標があります。
家庭から出るCO2を減らすため、「2030年までに新築住宅の標準をZEH水準にする」という方針を掲げ、補助金で高性能な家の普及を後押ししています。
国の大きな目標
2050年までに
CO2排出量を実質ゼロに
(カーボンニュートラル)
そのための課題
家庭から出る
CO2排出量を
減らす必要がある
国の方針
2030年までに
新築住宅をZEH基準に!
そのために補助金を出す
ZEHを構成する「3つの柱」
ZEHは、3つの要素を組み合わせて実現されます。
【断熱】
高性能な断熱材や窓で家を魔法瓶のようにし、エネルギーを逃がしません。
【省エネ】
高効率なエアコンや給湯器、LED照明を使い、エネルギー消費を抑えます。
【創エネ】
太陽光発電システムを設置し、家で使う電気を自分で創り出します。
これら3つを組み合わせることで…
年間のエネルギー収支をゼロに!
第2章:2027年からの大改革!新基準「GX ZEH」で何が変わる?
ここからが未来の話であり、今まさに家づくりを考えている方に大きく関わる重要ポイントです。
- 今のZEHをさらにパワーアップさせた、未来のスタンダードです。
- 一番のポイントは、「蓄電池の設置が必須になる」こと。これからの家は「電気を創って、貯めて、賢く使う」のが当たり前になっていきます。
ZEH
エネルギー収支ゼロを目指す
電気を「創る」家
ZEH+
自家消費を拡大する
電気を創って
「賢く使う」家
GX ZEH
電気の自給自足を目指す
電気を創って
「貯める」家
2027年以降の「GX ZEH」の種類
GX ZEH+ (最も厳しい基準)
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :35%以上
創エネ削減率 :115%以上
蓄電池の導入、HEMSの導入
GX ZEH
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :35%以上
創エネ削減率 :100%以上
蓄電池の導入、HEMSの導入
Nearly GX ZEH
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :35%以上
創エネ削減率 :75%以上
蓄電池の導入、HEMSの導入
GX ZEH Oriented
断熱等性能等級:等級6以上
省エネ削減率 :35%以上
創エネ削減率 :– (規定なし)
HEMSの導入
*GX ZEH Orientedは多雪地域または都市部狭小地など、特定の条件下でのみ適用されます。
【もっと詳しく】GX ZEHの変更点と新しいカテゴリー
詳しく解説
未来の家へ:ZEHからGX ZEHへの進化
住宅の省エネ基準は、時代と共に進化しています。その大きな流れを掴みましょう。
STEP 1 : ZEH
(現在のスタンダード)
エネルギー収支ゼロを目指す家
● 高い【断熱】性能
● 高効率な【省エネ】設備
● 太陽光発電で【創エネ】
STEP 2 : GX ZEH
(2027年からの新基準)
電気を自給自足する家
●【断熱】性能UP (等級5 → 等級6へ)
●【省エネ】性能UP (削減率20% → 削減率35%へ)
● 太陽光で【創エネ】
★ **蓄電池**で【蓄エネ】が必須に!
ポイントは「蓄電池」! これからの家は、ただ電気を創るだけでなく、
「創って、貯めて、賢く使う」のが当たり前になります。
第3章:【最大160万円】2種類の主要な補助金とその実態
ZEHのカテゴリーごとに、どの補助金の対象となり、いくらもらえるのかを見ていきましょう。
(※金額は2024-25年の実績に基づく目安です)
GX志向型住宅
ZEH+の基準等を満たし、
更なる自家消費率の拡大を目指す住宅
ZEH支援事業
対象外
子育てエコホーム
160万円
ZEH+
Nearly ZEH+
ZEH支援事業
90万円
子育てエコホーム
80万円
ZEH
Nearly ZEH
ZEH支援事業
55万円
子育てエコホーム
80万円
ZEH Oriented
ZEH支援事業
対象外
子育てエコホーム
対象外
第4章:【最重要】一条工務店で補助金はもらえる?知るべき2つの「壁」
性能は『最高難易度』をクリア
【断熱性能】
業界トップクラスのUA値で、新基準の断熱等級6を余裕でクリア!
【創エネ&蓄エネ】
「電力革命」はGXの思想そのもの。「GX ZEH+」の要件を満たします。
でも補助金獲得は「超」難関
壁①:瞬殺される予算
2ヶ月で予算枯渇2025年の「GX志向型住宅」補助金
2025年の「GX志向型住宅」補助金は5/14に募集開始して7/22に前倒しで終了しました。
補助金の申請は「工事着手承諾後」かつ、「工事着手前」に行う必要があります。
募集期間と工事の工程のどちらもピンポイントに合わせる必要があります。
壁②:工期の壁
「完了報告期限」までに完成しない
2025年の「GX志向型住宅」補助金の完了報告期限は2026年7月31日です。
一条工務店は人気ゆえに着工待ちや工期が長くなる傾向があり、期限内に家を完成させるのが難しい場合があります。
第5章:我が家の体験談:なぜ、補助金を諦めて後悔しなかったのか
なぜ、補助金を諦めて後悔しなかったのか
補助金、狙わなかったの?
A. 諦めました!
最初は「もらえたらラッキーだな」と思っていました。
スケジュールを補助金のタイミングを合わせるより、新生活開始のタイミングに合わせるほうを優先しました。
早く新生活を開始して、小さい子供を広い家に解き放ちたいという思いのほうが強かったです。。
悔しくなかった?
A. 全然!
一条工務店の家は標準仕様のままでも、ZEH基準を余裕でクリアできるくらい高性能だったからです。
補助金のために、無理に仕様を変える必要が全くありませんでした。
補助金がなくても、今の性能にすることに変わりはなかったので、もらえないことをさほど気にしませんでした。
で、実際どう?
A. 快適に過ごしています!
補助金はもらえませんでしたが、住み始めてからの満足度は本当に高いです。
日々の暮らしで受ける経済的なメリットが、一時的な補助金の額をはるかに上回っていると感じています。
【ちょきぺたハウスの結論】
補助金は「一過性のボーナス」。
真の価値は「住み続けて得られるメリット」にある。
補助金がなくても「GX志向型住宅」にすべし!
一条工務店で、後悔しない家づくりを始めませんか?
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展示場へ行く前に、ぜひこのお得な制度をご活用ください。
家づくりの先輩として、あなたの成功を心から応援します!
第6章:補助金を本気で狙うためのロードマップ
これまでの情報を踏まえ、「じゃあ、どうすればいいのか?」にお答えします。
基本戦略:「もらえたらラッキー」の精神で
まず大前提として、補助金を家づくりの主目的にしないことです。
いつ終わるか分からない補助金に振り回されて、自分たちのペースや予算を見失うのが一番の後悔につながります。
高性能住宅がもたらす日々の光熱費削減という「継続的なメリット」こそが、本質的な価値だと考えるのがおすすめです。
上級戦略:本気で狙うなら「1年半前」から動け!
「それでも高額補助金を狙いたい!」という方向けの、逆算スケジュールです。
土地探し
4〜12ヶ月
仕様打合せ
3〜6ヶ月
工事着手承諾
ここまでを
4月末までに完了させる
GOAL
補助金公募開始
(例: 5月中旬)
逆算すると、公募開始の1年〜1年半前には家づくり検討を開始し、担当者と計画を共有する必要があります。
2025年を参考にすると、少なくとも1月には仕様の打ち合わせを開始しておかないといけません。
2026年度を狙う場合:2025年末には土地を確保、2026年1月には仕様の打ち合わせを開始
2027年度を狙う場合:2026年末には土地を確保、2027年1月には仕様の打ち合わせを開始
※注意:その年も同じような施策をするかわからない段階から始めなければいけないリスクがあります。
まとめ
今回は、一条工務店の家づくりにおけるZEH補助金について、かなり詳しく掘り下げてみました。
- ZEHは「断熱・省エネ・創エネ」が基本。2027年からは蓄電池必須の「GX ZEH」が新基準に。
- 補助金は最大160万円と高額だが、予算が瞬時に蒸発するため獲得は超難関。
- 一条工務店の長い工期が、補助金のタイトなスケジュールと相性が悪い場合がある。
- 基本戦略は「もらえたらラッキー」と考え、家づくり本体に集中すること。
- 本気で狙うなら、公募開始の1年半前から計画的に動く必要がある。
補助金はとても魅力的ですが、それ以上に大切なのは、
家族みんなが笑顔で、快適に暮らせる家を、自分たちのペースで建てること
だと思います。
この記事が、皆さんの後悔しない家づくりの一助となれば幸いです!
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